利尿剤とは

心不全などの治療に利尿薬が使用されることがあるお薬です。

利尿薬には作用する尿細管の場所で、使われる種類が変わります。
ループ利尿薬、サイアザイド系の利尿薬、カリウム保持性の利尿薬と3種類に分けられています。

サイアザイド系の利尿薬
遠位尿細管でのナトリウムの再吸収を抑える働きをします。
循環血液量を減らすので、降圧効果があります。
サイアザイド系の利尿薬は、腎臓の機能が低下しているときは、降圧効果はほとんど期待できません。
副作用は少ないと言われていますが、血液中のカリウムが減少する『低カリウム血症』や『尿酸値』などが上がることもあります。
ループ利尿薬
ヘレンのループという場所に働きかけます。
ループ利尿薬の特徴は、利尿効果は強いのですが、薬効時間が短いです。
また、降圧効果もあまり無いと言われます。
ループ利尿薬は、腎機能が低下していても効果を得ることができます。
カリウム保持性の利尿薬
カリウム保持性の利尿薬は、通常の高血圧症の最初の選択で使われるお薬ではありません。
アルドステロンというホルモンの作用を止め、腎臓からのナトリウム排泄を促し、血圧を下げます。
アルドステロンとは、腎臓の集合管に働きかけ、ナトリウムの再吸収を促し、カリウム排泄を促進するホルモンのことです。
血圧が200を超えてしまい、高血圧症の症状が出ている場合は、降圧剤の服用します。

降圧剤もお薬ですので、副作用が出る可能性はあります。
服用される際には、リスクも考えて使用することが重要です。

また、血圧の数値がそこまで高くなければ、生活習慣を改善することで血圧を下がることはできます。

血圧の高い方は、食生活、運動、喫煙を改善することです。
徐々に改善することで、血圧も下がっていきます。

高血圧症の原因は、生活習慣の乱れです。
生活習慣を改善することで、治していくのが望ましいです。
利尿薬の作用と副作用

利尿薬の作用とは
身体の大部分は水分でできています。
利尿剤を使用することで、一時的にむくみの改善でしたり、体重が減少したりすることがあります。
この効果は、あくまでも利尿剤を使用したことでの一時的なものです。
利尿薬は腎臓に働きかけます。
ナトリウムや水分の排泄を促すことで、血液量を減らし血圧を下げます。
利尿薬の副作用とは
腎障害
便秘が悪化
筋肉が強張る
低カリウム血症で身体の筋肉が強張ってしまいます。
また、低カリウム血症は不整脈になることもあります。

顔のなどのむくみが取れず、利尿剤の量を増やすと、むくみが悪化することもあります。利尿剤の量を増やすと、悪循環になります。

利尿剤は腎臓に直接作用する薬なので、利尿剤の量を増やすと腎障害が起こる可能性もあります。